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執筆者の写真デイサービスふれ愛

平戸(三川内)焼

更新日:2020年2月17日


 平戸出身の○○さん。

長いこと茶道をたしなまれていたそうで、

「平戸でお茶でしたら鎮信流ですか?」

と尋ねたところ、

「ハイ、よくご存じですね。」

嬉しそうにこたえてくださいました。

「うちにも平戸焼の器があります。」

「よかったら、ご覧になりますか?」

の問いかけにぜひ見たいとおっしゃるので、

平戸(三川内)焼の代表的な絵柄である”唐子絵”の皿を観て頂きました。


  江戸時代、平戸藩の御用窯として佐世保市三川内地区で作られていた唐子絵、今では目にする機会も多い図柄ですが、以前は献上唐子として、7人唐子は天皇家もしくは将軍家、5人唐子は大名や公家、3人唐子は一般武士のみが使える器だったそうです。

 また唐子絵には不老長寿の意味合いがあり、手描きで作られたものは1枚1枚、違ったおもむきが楽しめるのも魅力の一つです。


 今は「のぞみの杜」で暮らされる○○さん。

 焼き物の話を通して、故郷に思いを馳せることが出来たようです。


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