日増しに寒さが増しコタツとミカンが恋しくなる季節になりました。
寒さが増してくると必ず使用する暖房器具
そして、暖房器具が原因となる事故も増加します。
私達ケアマネジャーもご利用者様のご自宅を訪問する際には、暖房器具の安全な使用が行えているか確認しています。
その中でも、無意識についやってしまいそうな暖房器具の注意点と対策をご紹介します。
◯ストーブの使用
・ストーブの上や周囲に洗濯物を干すと衣類がストーブに触れて火災の原因となります。見守りしているつもりでも、つい目を話した隙に火災に繋がることもあるため注意が必要です。
→短時間でもストーブの周囲に衣類を乾かさないようにしましょう。
・ストーブを点灯したまま眠ってしまうと寝具がストーブに触れて引火し火災の原因となります。
→就寝時やその場を離れる際は電源スイッチを切り電源プラグをぬくことを習慣付けましょう。
・寒さから一カ所に近づけ過ぎると低温やけどの原因となります。
→暖房器具は近づけ過ぎず適度な距離を保ちましょう。もしくは、部屋全体を暖めるエアコンを活用を活用しましょう。
◯ファンヒーターの使用
・ファンヒーターの前に殺虫剤や芳香剤などのスプレー缶を置くとファンヒーターの熱でスプレー缶が破裂して可燃性ガスに引火し火災の原因となります。
→ファンヒーターの熱が可燃物に当たらないよう向きを調整して可燃物の置き場には注意しましょう。
・石油ファンヒーターや石油ストーブは給油後のキャップ締め忘れや締め付け不良により引火して火災の原因となります。
→給油後はキャップをしっかりと締め、灯油が漏れていないことを確認してから本体にセットしましょう。灯油を使わない暖房器具を洗濯することも有効です。
その他、古い暖房器具の使い始め前には清掃や正常に起動するか確認してから使用することをお勧めします。
以上の点に注意して安全に暖かくして過ごしたいですね。
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