今回の看取り研修は
「入居者に寄り添うとは?」「ご家族の支援について」をスタッフで考えながら
「のぞみの杜で看取りをさせて頂くにあたりどのような想いで向き合うべきか」
を話し合いました。
現在も
「この入居者なら・・・」「ご家族は・・・」
「専門職としては・・・」「自分だったら・・・」と意見を出し合い、
個別ケアの考えを基にして多角的な視点を持ち対応していますが、
看取りケアは常に考え続ける奥深いケアであり、
みんなで様々な意見を交わす事ができました。
今までの自分たちの看取りの経験を振り返り、
日々の生活から「その人らしさ」を引き出し
尊厳ある死へとつなげていく為に
今後はどのような想いを持って看取りケアを行っていくべきかを言葉にして言い合い、
スタッフ間で共通の想いを持つ事ができました。
のぞみの杜で培った看取りの経験を互いに話し合う事により、
入居者の「今」を輝いた「生」に変える。
「逝きかた支援」とは「生きかた支援」であるとの考えをさらに深める事ができました。
最期の時を過ごす場として
のぞみの杜を選んで頂いた事を誇りに思い、
その想いに恥じないケアをさせて頂く事が
入居者の方々や地域の方々への恩返しとなれば嬉しいです。
今後ものぞみの杜は専門性を持ち
入居者・ご家族の心に寄り添いながら
「死を死にゆく人のものにする」「今を大切にして生を輝かす」事を
考え続けていきます。
Comments