熊本県介護支援専門員協会の加來様を講師に迎え、平成29年に起こった
熊本地震を実際に体験し、その支援活動についてお話を頂きました。
実際に震災が起きた際に、ケアマネジャーはどういった活動を行ってきた
のか、大変勉強になりました。
ケアマネジャーは、地域に出向き、歩いて高齢者の方々の実態調査を
行っていたそうです。一人一人聞き取りを行い、今の状況を確認していたのです。
今回の研修では、グループワークを行い、被災した時に、自分ならどのような行動
がとれるのか、慣れないことではありましたが、参加者の方々と知恵を出し合い、
「どこに」、「誰が」、「何をする」自分がどうような立場にあるのか、様々な想定を行い、
学ばせて頂きました。
被災すると、誰がどこにいるのか、知りたくても連絡手段がないなど
環境が大きく変化していくとのことでした。
災害はいつどこで起こるか分かりません。何より平常時の備えが一番重要。
自分がどのような地域に住んでいるのか、近くの避難所はどこなのか、
万が一のために、必要な物品は備えているかなど・・
最近では、よくニュースでも災害が取り上げられることが多くなってきています。
平常時の備えがとても重要であることを、今回の研修を通して改めて再確認
させて頂きました。
山下