ケアマネとしてご利用者様にこれからの暮らしについてご意向を確認すると、
ほとんどの方が「家が一番」「家でずっと暮らしたい」という言葉をうかがいます。
私自身も同じく、家族と過ごす我が家が一番です!!
暮らし=生活 について考える視点として
①食事 ②排泄 ③睡眠 ④移動 ⑤清潔 ⑥喜び の6つの視点があげられますが、
高齢者の場合はこの6つに疾患が大きく関係してきます。
「家でずっと暮らしたい」という言葉の中にある様々な思いをくみ取る為には、
その方の生活をしっかりと理解する必要があるのです。
担当のA様、お若い頃から洋服はほとんど手作りしておられ、手先がとても器用な方です。
ご自宅で過ごす時間も長いのですが、趣味の押し花づくりを楽しんでおられます。
今月ご訪問すると、リビングに何げなく飾った最近の作品を発見!!
風で飛んできた庭の落ち葉を乾燥させて、ステキなアート作品として仕上げておられ、
照れながら作った時の事を聞かせて下さいました。
A様にとって家で暮らすことの喜びの一つとして、この趣味活動があるのかもしれません。
押し花づくりがずっと続けられるように、庭に出て風や季節を感じられるように、
必要な体力・筋力づくり、栄養ある食事、安全に移動できる環境
6つの視点からも支援のヒントが色々と考えられます。
ケアマネジャーとして、私自身も人生を楽しむ達人にならなければと、ご利用者の皆様から学ばせていただく毎日です。
今日も仕事が終わると、自宅でネコとじゃれ合う事が目下一番の喜びです(笑)
MT